外国人介護士を採用する場合、国内にいる外国人を採用する方法と、海外から介護士を呼び寄せる方法があります。このページでは、海外から外国人介護士を採用するメリットについてまとめました。

1.介護施設の立地に関係なく全国どこでも採用が可能

海外から外国人介護士を採用する場合、人材紹介会社を利用することが多いと思います。当法人も含めほとんどの人材紹介会社では、面接の段階で、勤務地の場所を本人に伝えます。応募者によっては、関東地方希望、都市部希望、郊外希望などがありますが、ほとんどの応募者は、介護施設の立地を気にしません。それよりも日本で働くこと、日本の介護施設で働くことに重点を置きます。強いて言えば、やはり都市部の施設は多少人気がありますが、都市部まで電車や車で2時間圏内であれば、場所が問題になることはほとんどありません。

過疎地や離島にある介護施設の場合、事前の募集段階で、その旨を応募者に伝えます。そして、その土地の特長、産物、イベント、都市部までの交通機関と所要時間などの詳細も伝えます。その上で、入職可能な人材のみを募集します。

 

2.素直で真面目な介護人材の採用が可能

海外から日本に来たばかりの方は、皆素朴で純粋です。海外からはじめて外国人介護士を受け入れると、ほとんどの方がこのことを実感すると思います。日本で働くことに対しての期待を持ち、きらきらした目で、来日する方もいます。感動するくらい、純粋な方もおられます。特に、東南アジア出身者は、昭和の素朴だった日本人を見ているような感じも受けます。ですから、良い意味で、日本で働くことに慣れていませんので、貴介護施設への順応も早いです。また、海外からくる外国人介護士のほとんどは、20代~30代前半です。頭が柔らかく、仕事を覚えるのも早いです。

一方、もともと日本にいる方の場合、良い意味でも悪い意味でも、日本に慣れています。こういう仕事をしていると、来日から数年にわたり、外国人と接しているのですが、来日時には、素朴で純粋だった子が、だんだんと擦れてくる姿も目にします。慣れてくるということは良いことなのですが、最初に働いた職場がいいかげんな職場だと、転職後に苦労することが多いようです。

※なお、海外からくる外国人の日本語力については、伸びしろがあります。もともとN4以上の日本語力を持っていますし、若いですので、その伸びしろに期待できます。

 

3.安易に退職しない。長期で働く人材が多い

海外からくる外国人介護士は、覚悟をもって日本に来ています。ですから、安易な気持ちで退職することはまずありません。もちろん人間ですから、絶対ないとは言い切れませんが、安易に退職するくらいなら、最初から日本に来ません。特に、特定技能外国人の場合、来日前に介護技能評価試験に合格しており、日本の介護施設での仕事がどのようなものであるかについて、しっかりと学んでいます。

もともと日本に住んでいる方の場合、介護職は求人が多いし、冷暖房完備だし、仕事自体は難しくなさそうだし、とりあえず働いてみようという感じで入職に至るケースもあると思います。しかし、海外からくる場合は、そのような安易な気持ちを持っている方はいません。当法人もそうですが、ほとんどの人材紹介会社では、介護の大変な一面も、本人達に伝えています。例えば、食事介助の際、食べたものを介護士の顔に吐き出されることがあること、入居者の便や尿が自分の服にかかることがあることなどです。これ以上に、大変な一面、壮絶な一面がありうることも伝えています。介護職に対し、しっかりと覚悟を持った人材を希望される場合は、海外からの受入もぜひご検討ください。

 

それでも、日本在住者の方を希望される場合の人材募集方法

上記のようなメリットがある海外からの介護士採用ですが、それでも日本在住者を採用するメリットはあります。施設の方針、受入体制などにより、日本在住者を希望される場合、以下の方法があります。

ハローワーク

定番ですが、良い募集媒体です。無料で利用でき、雇用助成金が活用できることもあります。また、市町村が発行している広報誌に求人欄があるなら、廉価で利用できることが多いです。

 

介護系大学、専門学校に求人を出す

もし通勤圏内、あるいは県内に介護系大学や専門学校があるなら、ぜひ一度、学校の就職課を訪問されることをお勧めします。ほとんどの学校では、企業(介護施設)の訪問を歓迎してくれます。当法人の経験上では、アポイントなしで直接学校を訪問しても嫌な顔をされたことはありません。むしろ、電話やメールでアポイントを取ろうとすると、空いている日時を折り返すと言われて、そのまま放置されることもありました。おそらく、単に失念されているものだと思われます。

 

人材紹介会社を利用する

本サイトを運営する当法人では、現在のところ、優秀な海外人材のみを紹介しておりますが、日本在住の介護士候補を紹介してくれる会社も多く存在します。「地域名 介護 人材紹介」などと検索すると多数出てきます。または、最寄の商工会議所に問い合わせると、教えてくれます。

なお、人材紹介会社は多数あります。どの会社を選べばよいのか迷ったら、料金だけでなく、担当者の「介護業界に関する知見」、「介護職に対する愛情」を感じれるかどうかで判断されるのもよいかと思います。

 

以下記事も参考にしてください。

参考:外国人介護士の人材紹介会社の選び方

 

リファーラル採用

リファーラル採用とは、紹介による採用のことです。既存社員の紹介、入居者の紹介、取引先の紹介など、いろいろなパターンがあります。近くのコンビニの店長さんからの紹介というのもあります。

リファーラル採用の良いところは、「類は友を呼ぶ」ということです。つまり、紹介者が誠実で勤勉な人なら、紹介された人もそうである可能性が高いです。

ですから、優秀な社員の方、誠実な入居者の方がおられたら、「誰か良い人いませんか?」と声をかけてみるのもよいでしょう。紹介してくれる人というのは、介護施設に満足しています。介護施設に不満を持つ人が、誰かを紹介しようとは思いません。ですから、そういう意味でも、介護士や入居者にとって良い環境を作っていることが大事になります。

 


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